長期投資を行うメリットとしてあげられる「福利効果」とは何なのか、特徴やメリットについて見ていきましょう。
複利とは、「利子がさらに利子を呼んでくる状態」のことです。投資対象の上昇トレンドが続いているタイミングで、運用で得た利益をさらに運用に回していくことによって、どんどん資産が増えていきます。期間が長期になるほどこの効果は高まるでしょう。
最初は少額の投資だったとしても、転がせば転がすほどに増えていく…という特性から、「雪だるま式」と例えられることもあります。
ちなみに複利の対極にあたるのが「単利」で、これは「もとの投資元本に対してのみ利子が付く状態」のことです。
複利効果を得るための方法である「長期投資」とは、数年~数十年程度の期間で投資を行うことを一般的にいいます。ただし「〇年以上が長期投資」といった、明確なボーダーはありません。
投資期間は長ければ長いほどお金を増やしやすい、という傾向が投資のセオリーとして考えられており、長期投資はいわば投資の基本とも言える考え方です。
長期投資に対して短期投資とは、1日のうちに取引が完結する「デイトレード」や、数日~数週間で取引を行う「スイングトレード」などをさします。短期投資で利益を上げるためには、「安く買って高く売る」ことが必要。
ニュースなどを見て値動きを予測し、1分1秒の値動きを争って常にモニタリングしながら投資を行う人もいます。
投資の初心者は、まだ専門知識や分析の経験が浅いため、常に値動きを監視し続ける短期投資にはあまり向いていません。短期投資で利益を上げるためには、値動きの予測を当て続ける必要があります。
長期投資は初心者でも取り組みやすく、「投資の基本」としても知られている通り、投資の入門として適しているでしょう。長期投資なら値動きの予測を当て続けなければならない、というプレッシャーも少ないですから、投資を始めたばかりの人でも無理なく続けやすいですよ。
長期投資を行うメリットとして、大きく以下の2つがあげられます。
長期投資は、投資で得た利益を再度投資に回していくことにより、利益が新たな利益を生む複利効果を期待しやすい点が特徴。そのため運用期間が長ければ長いほど複利効果も大きくなり、初期投資の額が少なくても期間が経てば利益を増やすことが期待できるでしょう。
また、長期投資の場合は常に値動きをチェックする必要はありません。そのため投資初心者はもちろん、日中働いている人でも無理なくマイペースに投資にチャレンジしやすい点が特徴です。数十年先の変動を見据えているわけですから、相場が上がっても下がっても問題はなく、値動きのチェックも半年~1年に1度程度でOKです。
初心者にも始めやすい長期投資ですが、以下のようなデメリットも懸念されます。
長期投資は長い目で見て資産を形成していく方法のため、短期間でハイリターンを期待することはできません。じっくり待つのが苦手な人や、ほったらかしの方法が性格的に合わないという人には向かないかもしれません。
また、長期投資はリスクが低い分リターンも低く、逆に短期投資はリスクが高い分リターンも高いのが特徴です。短期投資なら一時的な値上がりで売買することによって得られる利益も、長期投資だと取り逃す可能性があります。
リスクが低いとは言え、100%失敗しない方法というわけではありません。数十年単位で行うため、長期投資で失敗すると挽回までにまた長い時間が必要になってしまいます。
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